CALS/EC委員会（専門委員会を含む）
キーワード
CALS/EC、建設情報標準化、電子入札、電子納品、CAD、GIS
レポート
各専門委員会の検討資料を基に報告書をまとめた。また、国土交通省、JACIC等との意見交換を実施した。引き続き2004年度～2006年度の第二次建設情報標準化推進三箇年計画の推進母体である建設情報標準化委員会等への委員派遣を行った。平成14年度より実施している、CALS/ECに関する支部連絡会議を引き続き実施した。平成16年度は「電子成果品の原本性確保検討WG」を設置し検討を行った。
1.企画・情報発信専門委員会：
前年度の検討を継続し、「CALS/ECのFAQ（よくある質問と回答）」の内容更新、「地方公共団体の電子納品・電子入札実施状況調査」の実施、「CALS/EC情報コーナー」の掲示更新を実施した。また、建設コンサルタンツ協会が協賛する「CALS/EC MESSE 2005」への出展企画などを協会事務局と協働して実施した。
2.普及・改善専門委員会：
電子納品については、6月における要領・基準の改訂に合わせて解説を作成するとともに、都道府県及び政令指定都市における電子納品導入状況の調査を実施した。また、昨年度に会員企業向けに作成した電子納品の基礎パンフレットを改訂した。電子調達については、電子入札システムの機能や運用に関する要望事項等をまとめ、国土交通省とJACICに問い合わせを行うとともに、地方自治体における電子入札の導入実態調査を実施した。著作権に関連しては、知的所有権研究会のテキスト作成に協力するとともに、電子成果品の原本性侵害等と業界としての課題整理を行った。
3.CAD専門委員会：
設計と測量のデータ交換検討機関としてのSXF-DMタスクフォース、CADデータ交換小委員会関係WG（SXFレベル2ver3.0属性セット検討SWG、応用測量WG等）への参画、CAD製図基準運用ガイドライン（国土交通省版）の作成に対して協会としての資料提供支援および「CAD製図基準についてのセミナー」を実施した。
4.統合データ専門委員会：
GISの普及のために、GIS初級者を対象とした初級講習会を7回、実際の利用者を対象とした実践講習会を2回開催し、のべ125社、191人の参加があった。
