エネルギー
-効率的な利用の実現に向けて-
私たちの生活に欠くことのできないエネルギーの消費量が急増している。
エネルギーの大半を賄う石油・ガスなどの化石燃料は枯渇性資源であり、このまま使い続けると十数年後には不足し始めると言われている。
また、その大量消費は地球環境へ深刻な影響をもたらし、京都議定書の発効による地球温暖化対策も始まった。
今、エネルギーを取り巻く状況が大きく変化している。
だが文明を享受し暮らす私たちは、昔の暮らしに戻ることはできない。
限りある資源と再生可能なエネルギーを効率的に利用し、環境に配慮した持続的発展可能な社会の形成をめざすことが最良の道であろう。
今後私たちがさらに押し進めねばならない、これら“エネルギーの効率的な利用”について、エネルギーの供給と共に“物流・交通・食・住・教育・まちづくり”など生活に身近な視点から考えてみたい。
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