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OVERSEASDemocratic Socialist Republic of Sri Lanka─スリランカ民主社会主義共和国─コロンボ近郊体験記海外事情大坪裕哉OHTSUBO Yuya株式会社オリエンタルコンサルタンツ関東支店/交通技術部地理・歴史スリランカはインド洋にある島国で、面積は北海道の0.8倍、人口は約2,000万人である。日本から約7,000km、直行便だと約8時間で到着する。首都はスリジャヤワルダナプラコッテであるが、1984年まで首都であったコロンボが現在でも主な首都機能を果たしている。近隣にはインドとモルジブがあり、スリランカ経由でモルジブに行くハネムーンの人が多い。南北約435km、東西約230kmの島であるが、南西部の街コロンボなどと北東部の街ジャフナなどでは気候が異なる。滞在した南西部のコロンボは4~6月と10~11月が雨季、12~3月が乾季であり、年間を通して気温は25~30℃で日本の真夏にいる感じであった。一方、北東部は10~3月が雨季、5~9月が乾季であり、南西部より乾燥していて雨も少ないが、やはり平均気温は高く暑い。スリランカでは1983~2009年まで26年間にわたり、スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラによる内戦があった。街を歩いていると内つめあと戦の爪痕を確認できた。公用語スリランカの公用語はシンハラ語とタミル語である。イギリスが統治していた歴史があるため、街中で道を聞くときや買い物をする場合は、英語で何とか話は通じる。しかし、地方に行くと通じないことが多い。図1スリランカの地図写真1スリランカのカレー048Civil Engineering Consultant VOL.267 April 2015