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写真12鉄道写真13車内検札ークで、実際、象の祭りに一緒に来ないかとの勧誘を1日2回受けたことがあった。タクシースリランカでは3ウィラーがタクシー代わりに使われているため、本来のタクシーは少ない。予約して利用する。料金は3ウィラーに比べて若干高めの1.5倍程度である。鉄道スリランカの鉄道は電化されていない。座席には等級があり、1等はエアコン付き、2等と3等は座席のグレードに違いがあり、1等と3等では料金も3倍異なる。2等150kmで150円程度だ。1日の運行本数が少ないためか、車内は混雑している場合が多い。車内販売も多く、紅茶、辛い揚げドーナツ、バナナやマンゴーなどがあり、旅を楽しむのに良い。鉄道は様々な出会いがあり、スリランカの人から話しかけてくることも多かった。自動車スリランカの自動車の多くが日本車である。一瞬日本と見間違えてしまうほど多い。日本車の評判は「壊れ難い」「メンテナンスをすれば長く乗れる」「燃費が良い」とのことだ。ガソリン価格が1l約150円と高く、燃費が良い車が喜ばれる。車の過剰な輸入を避けるため、日本の写真14コロンボの街中中古車は初回車検(3年落ち)の理やり割り込まないといつまでも合車しか輸入できない。また、関税が流できない。200%かかるため、トヨタプリウスの中古車価格は約250万円となる。仕事の意義日本で使われていた中古車は、カスリランカでの1カ月間は、不安よーナビやエアコンの表示は日本語りも毎日がいろんな発見と驚きであのままだ。った。生活面では、冷房の設定温度都市部のコロンボでは新しい型が20℃になっていて驚いた。外は暑式の日本車が見られるが、地方部のいが室内はとてつもなく寒いので、キャンディでは、20~30年前の日本長袖のシャツを着て仕事を行ってい車が多い。コロンボの朝夕は慢性的た。また、自分は大丈夫と自負してな渋滞が発生しているうえに、スリいたが、実際に経験した毎日のカレランカ人の運転マナーは良くない。ー生活は辛かった。皆が少しでも他の車より先に行こう今回、自分の行っている仕事がスと考えている。また、どんな道でもリランカの発展のために役に立って追い越しを行うため非常に危ない。いると、改めてこの建設コンサルタンさらに、譲り合いの精神がなく、無トの仕事の意義を感じた。Civil Engineering Consultant VOL.267 April 2015051