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工事が進む大分川の新橋太田杵築線高架部第2田ノ浦川砂防えん堤橋梁点検発進立坑内から見上げた青空発注者のよりよきパートナーとなるよう心掛けています。また、最近のトピックとして大分市を流れる一級河川大分川に、約半世紀ぶりとなる新しい橋を架けるプロジェクトの設計業務に参画しました。現在施工中で地域活性化への寄与が期待されるこの橋が、無事に完成されることを楽しみにしているところです。●確かな技術と経験に時代を見る目をプラス水工部は、河川・砂防・上下水道とそれらに関連する構造物など、水に関する幅広い分野の計画・設計に取り組んでおり、維持管理に係わる点検調査・補修補強設計・計画なども手掛けています。私たちの生命・財産を脅かす水。私たちの生活に欠くことのできない水。川がもたらす自然の偉大さを受け止め、自然環境と都市環境の調和と創造的な提案を通じて、水との良好な関係構築を目指しています。●正確・迅速がモットーの“縁の下の力持ち”調査測量部では、設計部門と綿密な連携を図りながら、道路や河川、宅地など測量全般を受け持ちます。各段階での入念なチェックを繰り返し、正確かつ迅速な仕事を積み重ねて、信頼される測量のエキスパートを目指しています。●常に時代のニーズ・シーズにアンテナを技術管理室は、常に新しい技術の探索・修得を行い、各部を技術面からバックアップし、より顧客満足度の高い成果の提供を目指して、業務の照査や品質管理を行っています。さらに、道路台帳や管理台帳などのデータベース化やGISの開発・活用をはじめとする情報技術業務を手掛け、着実に実績を重ね、維持管理の効率化と精度向上に貢献しています。九州における次世代のインフラ整備をサポート東九州自動車道の全線供用が目前となり、基幹的な道路ネットワークに大きなインパクトが投じられる一方で、九州各エリアのインフラ整備においては老朽化対策や少子高齢化に伴う過疎化対策、また頻発する様々な自然災害への防災対策など諸課題に取り組むことが急務となっています。「人と街と未来にやさしく」を追求し、自然と共生する末来を提案することが私たち建設コンサルタントに与えられた使命であり、その実現に向け常に厳しい姿勢を忘れずに、今後も地域の発展に貢献していきます。(文:技術管理室長浜田活義)Civil Engineering Consultant VOL.267 April 2015059