ブックタイトルConsultant268号

概要

Consultant268号

写真3夏季のじゃぶじゃぶ池写真4アクアチューブしんでもらえる施設があることを周知するため、北九州市内のすべての幼稚園・保育園・小学校の全児童に渡るようにチラシ・ポスターを配布した。チラシにはグリーンパーク内の飲食施設等で利用可能なクーポン券を添付した。さらに前述した夏休みの時期の催しに合わせて「夏ぼうけんフェスタ」のチラシを配布したことも来園者増に寄与したと考えられる。●基本方針3：営業活動の展開による集客グリーンパークは北九州市においては知名度の高い公園であるが、周辺地域ではまだ存在を知らない方々もいる。そこで当JVはグリーンパークをより認知して、来園していただけるような営業活動を行っている。これまで、北九州市外の幼稚園や保育園からの遠足利用はあまり多くなかった。そこで当JVは、グリーンパークには広大な芝生広場があり、魅力的な遠足地であることをPRするため、北九州市近郊の保育園・幼稚園に対して遠足案内のダイレクトメールを送付した。また観光協会とも連携し、国内外の団体ツアー等の集客にも取り組んでいる。●基本方針4：北九州市民の健康や教育を支援北九州市は政令指定都市の中で高齢化率が高い。そのため当JVは、北九州市の高齢者をはじめとする市民の健康促進や生涯学習の機会を設けることを目的として、健康や教育を支援する事業を行っている。健康や教育を支援する「OPENCLASS～自然とふれあう体験教室～」の催しは、当公園のテーマをはじめとする自然とふれあうことにハードルを感じている方々が、気軽に自然とのふれあいを体験できる教室である。具体的には「バラの育て方教室」やグリーンパークの野鳥を観察する「探鳥会」などを開催している。（図5）また、学校法人国際学園が運営する「グラッチャ子ども運動トレーニングセンター」との共催で、スポーツイベントを実施している。親子でのキャッチボールや正しい走り方をグリーンパーク講習会教える教室など、子ども向けのスポーツ教室を行い、子どもたちが運動や礼儀について学ぶ催しを開催している。他にも地域社会への貢献活動として、中学生向けの職場体験を受け入れている。動物の飼育や清掃、花の手入れ等、中学生らがグリーンパークでの仕事を体験している。●基本方針5：環境活動への積極的な取り組み北九州市は平成23年12月に「環境未来都市」に選定された。同市はこれまでも公害や高齢化などの日本が直面する課題に、他都市に先駆けて取り組み成果を挙げてきた。これを受けグリーンパークでも、環境活動を積極的に行っている。具体的には、市民のエコ意識の向上を目的としたフリーマーケット「みつばちフリマ」を行っている。（写真5、6）また、森をつくるため、どんぐりを預かり育てる「どんぐり銀行」9月? 10月OPEN CLASS ?自然とふれ合う体験教室?月日曜日講演会名人数内容913土バラの育て方350秋の剪定13土9月の探鳥会30パーク内の鳥を見てみよう！1018土楽しい野菜づくり330冬野菜の栽培管理18土10月の探鳥会30パーク内の鳥を見てみよう！19日フラワーアレンジメント30屋外でアレンジメント25土樹木の手入れ30松のもみあげ図5 OPEN CLASSの開催スケジュール例036Civil Engineering Consultant VOL.268 July 2015