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あるシュワルマをよく食べた。これは、チキンやマトンの削いだ肉をクレープのような薄い発酵していないパンで巻いたものである。また、イスラム教の国なのでラマダンがある。今回のプロジェクトでは、ラマダン期間中の協議を申し入れた際に、一旦は了解されたが3日前にキャンセルされた。当然かかった費用は請求したが、やはり、ラマダン期間中は業務に支障が生じる場合があるので、避けた方が賢明である。写真2丘に広がるアンマン市街では周囲の丘まで拡大している。ヨルダンの夏の平均気温は30℃、冬は1℃まで下がる。11~3月の冬季は西部の降雨が多く、アンマンは標高約700m以上の高地にあるため、寒冷で雪が降ることも珍しくない。食事夕食は、ステーキ、イタリアン、中華料理、韓国料理、リアルではない日本料理となんでもある。土地柄イスラム教徒が約80%であることから、ローカルのアラビア料理店はノンアルコールの場合が多い。アルコール類を出す店は決まっており、入店前に確認が必要である。ビールを注文すると大体アムステルビールが出てくる。乾燥地帯でブドウも取れることからワイナリーもあり、ワインも比較的おいしい。毎朝食べるホテルのパンと生野菜(キュウリ、トマト)は、素朴だがとにかくおいしい。昼食は、中東版ファストフードで通貨通貨はヨルダン・ディナール(JOD)で、1・5・10・20・50JODの5種類の紙幣があり、コインもある。アンマンでは日本円からJODへの換金が可能であった。1US$が100円の時期で、1万円は約67JODであった。比較的物価は高く、お酒を飲むと食事代は1日30~50JOD(4,500~7,500円)程度必要になる。交通路線バスとタクシーなどから成る車社会なので、通勤のピーク時には交通渋滞が発生する。また、アンマンは多くの丘に街ができていること写真3シュワルマ写真4お菓子Civil Engineering Consultant VOL.268 July 2015051