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橋梁点検車による作業状況希少水生植物の保全と景観再生を目的とした滝の改修施工中の相生橋(平成24年11月)【宮崎日日新聞提供】相生橋開通式(平成26年2月)コンサルタント等も閲覧可能であり(当然制限もできる)、実施進捗や補修履歴などのデータも管理できます。2集成材コンクリート合成部材の研究・開発健康法評論家船瀬俊介氏は、著書『コンクリート住宅は9年早死にする』の中で、コンクリートは人間の体温を奪い取るほか、精神面への悪影響もあり、子ネズミの実験では、各々100匹の内、約1年後に生き残ったのはコンクリート巣箱で7匹、金属巣箱で41匹、木材巣箱で85匹という結果を報告しています。一方、木質材料には、材料の不均一性や乾燥によるひび割れ、内部腐朽等の問題があります。こうした中で近年、国内外において集成材とコンクリートとの合成部材、CLT(縦横積層材)部材とコンクリートの合成による高層建築などの実績が増加しています。当社においては、宮崎県木材利用技術センターの協力を得て、集成材コンクリート合成部材の研究・開発を進め、木橋や住宅建築資材への活用を図っています。3橋梁点検車の導入建設コンサルタントの役割は、公衆の安全・安心と持続可能な発展のための社会資本整備の一翼を担うことです。特に近年、社会資本の長寿命化と防災の観点から橋梁やトンネル等の点検業務が重要視され、業務量も増加してまいりました。当社では、こうした要請に即座に対応するため、橋梁点検車を導入しオペレータの養成も行っております。業務実績一級河川岩瀬川における自然の滝の改修計画は、希少水生植物(カワゴロモ)の保全と景観再生を目的としたものであります。また、一級河川大淀川にかかる相生橋(橋長412.3m、標準幅員22.0m)はコスト縮減のために、宮崎県で初めて波形鋼板ウェブPC箱桁を採用しました。(文:専務取締役藤原秀志)Civil Engineering Consultant VOL.268 July 2015057