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表1参加者からの主な意見テーマテーマ1「今の仕事や働き方をどのように感じていますか?」テーマ2「みんなに羨ましいと思われる建コンの姿とは?」将来のあるべき姿・やりがいや達成感がある・社会に貢献できている感はある・設計したものが形になると嬉しい・発注者のお手伝い的な働き方・知的集団であることが理解される・社会的地位が確立されている・自分の名前が残る・子どもに誇れる仕事ができる・まちのリーダー(市長なみ)・コンサルが事業を創り出している・広告業界みたいなハイセンスな仕事・クライアントの幅を広げる主な意見・仕事量が多く残業も多い・正直将来が見通せない・キツイ仕事なのに給料が安い・世間の認知度が低い…等・プライベートが充実している・就業時間短縮&給料アップ・案外建コンが好きな人が多い・合コンでモテる…等・先進的なオフィス環境で働いている・女性を含めだれもが働きやすい環境・建コンの知名度が世間に認知される・羨ましがられる魅力を伝える…等写真1杉本課長補佐による話題提供写真2 12のテーブルに分かれて対話金沢市公共レンタサイクル「まちのり」について紹介した。ワールドカフェでは、参加者が12のテーブルに分かれ、表中の2つのテーマについて議論した。また、若手の会メンバーが持ち寄った全国各地の銘菓・ドリンクを片手に、カフェにいるような雰囲気でリラックスして対話を重ねた。意見交換した後、参加者各自で印象に残ったことをA4用紙に記入してもらい、それを全員が自由に見て回ることで全体共有を図った。ワールドカフェでは、辛辣な意見、肯定的な意見もあり、参加者のホンネが聞き出せたのではないかと考えている。これらの意見を踏まえ、最後に杉本課長補佐より「建コンは国や地域にとってかけがえのない存在。皆さんの活発な意見交換の様子を見ていると、建コンの未来は明るい」との総評をいただき、盛会のうちに幕を閉じた。ワールドカフェ終了後の集合写真では、参加者全員の素敵な笑顔をフレームに収めることができた。大学生からは「自分のしごと観を考える良い機会となった」「若い人が業界を代表して活動をしている建コンの将来は明るいと感じた」、地元若手技術者からは「日頃はしんどい思いをしているが、建コンの仕事の魅力・やりがいを考えているうちに自分はこの仕事が好きなんだと再認識できた」「日頃このような機会がなく、同年代との意見交換はとても刺激的だった」など、たくさんの嬉しい感想をいただいた。なお、当日の様子は建設工業新聞(8月31日付)、北國新聞(9月2日付)、日刊建設通信新聞(9月4日付)にも取り上げられた。若手の会の活動はまだ始まったばかりだが、今回のワールドカフェでは“業界活性化の一大ムーブメント”への足掛かりとして確かな手応えを感じ取れた。今後は、全国の支部を行脚し、各地の若手技術者・学生等との交流を図りながら、そこで得た意見やアイデアをもとに我々の将来ビジョンを具現化していきたい。■今、こんな将来ビジョンを描いています!“何年後の将来ビジョンを描くのか?”…我々が最初に直面した問題であった。50年後、100年後の明るい未来を描くことも考えられた。しかし、我々の世代が行動し、実現することに責任を持てる30年後(定年頃)を想定して将来ビジョンを描くこととした。Civil Engineering Consultant VOL.270 January 2016061