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写真3素敵な笑顔が最高の成果では、30年後、我々を取り巻く社会はどのように変わっているのだろうか。そのキーワードとして次のようなものが想定される。社会:人口減少による地方衰退の加速/大規模災害への恐怖/インフラ・メンテナンス時代/格差拡大市場:単一業務から複合業務/単年度契約から複数年度契約/設計技術のAuto Formation化/新たな付加価値の追求/アナログ回帰(自然・農業・ロハス)/時代に応じた業界再編働き方:職住近接/コ・ワーキング/働く場から集まる場へ/lotによる万物シームレス化/フレックス勤務我々は、こうした未来予想をもとに、30年後“こんな業界になっていたい、こんな仕事を手掛けていたい、こんな職場で働いていたい、こんな働き方をしていたい“というあるべき姿を、3つのワーキンググループに分けて、議論を展開しているところである。市場WG:Softbank、TOYOTA、電通、資生堂等の将来ビジョンや事業展開の分析・強みである技術サービスを活かし、人々や社会が望む新たな価値を提供・そのため、あらゆる分野の先端技術を取り入れ、コラボレート・ニーズにこたえるだけではなく、ニーズを創り出すスタンス・部分最適(専門分化)ではなく、全体最適(インテグレート)働き方WG:Google、HONDA、サイバーエージェント等のオフィス環境、働き方の分析・付加価値・アイディアを想起しやすい最先端のオフィス環境、制度等の整備・贅沢な職場スペース(娯楽・休息・余暇・食事・リラックス)・仕事を愛し、コミュニケーションを大切にする風土・スピード重視(超効率化)or品質重視(効率を追求せず)・イノベーションのための20%ルール適用(仕事時間の20%を好きなプロジェクトへ)イメージWG:最も困難だが最も効果のあるイメージ戦略(月9ドラマ化構想)・木村拓哉主演「HERO」のストーリー分析・建コンの仕事に当てはめたドラマ仕立てのストーリー構築・一般世論に訴求性の高い業界の魅力、仕事のやりがいの発信062Civil Engineering Consultant VOL.270 January 2016