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Project 1 briefプロジェクト紹介東京都内の自治体を対象としたスマートコミュニティ導入支援種浦圭輔TANEURA Keisuke株式会社建設技術研究所地球環境センター主任■スマートコミュニティ一般的にスマートコミュニティとは、エネルギーや交通及び情報インフラの「統合的な管理」と「効率的な利用」により実現する新しい社会システムとされています。資源に乏しいわが国にとって、エネルギーの効率的な利用は重要な命題であり、地球温暖化対策の観点からも大きな役割を果たすことが期待されています。また、平成23年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)を契機に高まった「災害に強い独立電源の確保」といった要請に対しても、スマートコミュニティは「エネルギーの自立(地産地消)」による産業や地域の活性化の面からも注目されています。スマートコミュニティは、エネルギーや交通及び情報に関わる革新的なシステムであるということだけでなく、地域資源の活用や産業の育成、市民の暮らしやコミュニティへの働きかけなどを通じ、人口減少・大規模再生可能エネルギー導入災害に強い公園(電源確保)地域内のエネルギー管理(CEMS)マンションのエネルギー管理(MEMS)breadビル内のエネルギー管理(BEMS)エネルギーの面的利用電動アシストサイクルシェアガスによる地域分散電源(CGS:コジェネレーションシステム)CGS災害に強い公共施設(電源確保)家庭内のエネルギー管理(HEMS)電気自動車カーシェア災害に強い学校等施設(電源確保)高効率な交通システムITを活用した地域の活性化図1スマートコミュニティのイメージ図042Civil Engineering Consultant VOL.274 January 2017