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写真6技術セミナー写真7技術セミナーでの議論経済特区開発やインフラ整備に係る環境影響評価、環境配慮に関するタイ・ベトナム・東南アジア諸国・日本の好事例の紹介を主な目的とした技術セミナーをティンプーで開催しました(写真6)。セミナーでは参加職員によるブータン国の環境社会配慮の現状とその課題の発表を題材に「環境配慮型工業団地を目指すために、今現地で出来ることは何か」を議論しました(写真7)。ブータンの人々現地でのフィールド調査以外にはDHI事務所内で、職員とデスクワークやヒアリングをしていました。時々、職員とブータンスタイルのティータイムを取りました(写真8)。ブータンで唯一都会といえるティンプーでも、このようなティータイムは今でも毎日の習慣として残っているようです。ブータンの人々は、環境調査のようなフィールドに行く時以外、女性は「キラ」、男性は「ゴ」と呼ばれるどこか質素でも煌びやかな正装で仕事をしています。休日にはDHI職員と、Jリーグの試合も出来るようなしっかり維持管理された人工芝の競技場で、何度かサッカーを楽しみました(写真9)。もちろん我々2名の日本人以外はすべてブータン人です。ティンプーの若者の間では、サッカーはかなりの写真8ブータンスタイルのティータイム写真9サッカーのメンバー人気で、ヨーロッパや中南米のトップスター選手だけでなく、香川選手等も良く知っていました。タクシーの運転手は「元日本代表の中田選手がティンプーに来た」と話していました。平日は仕事で極めて忙しい日々を送り、休日にはトレッキングは出来なかったものの、山並みを見ながらサッカーをし、夜には満天の星を見ながら「幸せな」現地調査に携わっていました。Civil Engineering Consultant VOL.274 January 2017053