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安全大会救急救命研修UAV操作訓練マルチコプター(S900)品質管理奨励賞(基準点)受賞東日本大震災(本社屋上から)大船渡魚市場敷地造成測量調査設計合足漁港船揚場設計吉高地区道路測量調査設計向けた測量・設計から施工、更に管理に至るまでの全プロセスにおける情報化を推進しております。弊社でも建設ICT技術の研鑽に積極的に取り組んでおります。UAV等による3次元データを用いたICT建機との連動は、建設分野の生産性向上に繋がり、より早く、より正確で、より安全な業界の発展が望める事となります。弊社では積極的に技術開発に取り組み、安全で先進的な建設業界の発展にむけ技術開発を続けております。社会貢献弊社では業務を通じた社会貢献はもとより、毎年河川・道路等の清掃活動を社員全員で行っております。また、日本赤十字社を通して年2回、献血車を本社に招き、社員並びに近隣の人々と地域一体で献血活動に取り組んでおります。弊社には互助会があり社員同士の繋がりはもとより、東日本大震災の経験から、国内外を問わず大きな災害が発生する度に社員全員で被災地の一助にしてもらおうと募金活動を行っています。毎年末には地域歳末たすけあい運動に賛同し、支援を必要とする人たちが安心して暮らすことができるよう募金活動も行っています。また、大船渡市主催の夏まつりには毎年多くの社員が積極的に参加し、東日本大震災後の早期の復興を願い協力しております。東日本大震災の被災地として平成23年3月11日、M9.0の千年に一度といわれる東日本大震災の大津波によって、弊社も社屋が壊滅的な被害を受けました。被災直後は社員の安否確認と汚泥と瓦礫の山の片付けを行いながら、一方では被災した沿岸地域の調査依頼に応えるべく、連日自社の復旧と災害調査に明け暮れました。幸いにも社員は全員無事で、一丸となり地域の早期復旧に全力を傾注いたしました。これも多くの方々からのご支援によるところが大きかったと思います。あれから5年を経過し、弊社は立ち直ったものの市街地や港湾、海岸等はまだまだ復興途上であります。この地域が震災前の様な明るい笑顔でいっぱいの街に早期に戻るためにも、仕事を通して貢献していく事を全社員で誓います。(文:常務取締役新沼宰)Civil Engineering Consultant VOL.274 January 2017057