ブックタイトルConsultant280

ページ
56/78

このページは Consultant280 の電子ブックに掲載されている56ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

Consultant280

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

Consultant280

延伸と愛鷹山の富士山眺望施設整備を具体的な計画として例示しています。その他、新東名高速道路の未利用の2車線部分を活用した「高速道路における自動運転技術実用化」、「名古屋港のポートアイランド活用」と「中部国際空港滑走路増強」などを推奨プロジェクトとしています。関西『京都市中心部の自動車流入規制・大規模駐車場整備』は、自動車・歩行者の混雑が激しいにもかかわらず、新しい道路の建設が難しい観光都市京都において、流入規制エリアを設定するものです。流入規制エリアの周辺には、景観、環境を害さないよう、例えば幹線道路や桂川・鴨川の下、北山・東山の中腹に地下駐車場を民間活力も活用して整備し、それより内側は公共輸送機関や自転車等を活用する。これにより、大量の大型バス流入による市内交通の混雑の回避、自動車CO2排出を抑制し人にも地球環境にも優しい観光都市になることが期待できるのではないかと考えています。(図4)また、『三宮周辺再整備構想のさらなる展開』では、高架鉄道によって山側と海側に分断されている三宮駅周辺に魅力ある都市図3中川運河における名古屋新都心創出図4京都市中心部の自動車流入規制・大規模駐車場整備空間を形成するため、神戸市の再整備基本構想をさら鉄道からのクルーズへの乗り換えを想定しています。に展開し、鉄道や国道2号の地下化、LRT・BRTの導入、さらにSTEP2として「瀬戸内循環交通ネットワーク」更にはポートライナーを三宮から新神戸まで延伸するで、クルーズ等で活性化した瀬戸内の人や物の動きを支等、神戸における交通利便性の向上と歩行者の回遊性えるため、高速鉄道、道路によって新しいネットワークをの向上を提言しています。作り、観光だけでなく防災のリダンダンシーを確保しよその他、「大阪・森ノ宮周辺の再整備」や「京阪神うというものです。この中には「安芸灘架橋」、四国の新の私鉄駅前整備」を提案しています。幹線や下関・北九州道、紀淡海峡や豊予海峡の連絡路などを含んでいます。中国また、「ミニ新幹線による日本海側活性化」も提案瀬戸内を対象に『世界に誇れる「瀬戸内海の再発しています。見」と回遊型観光振興』をテーマに、2つのプロジェクトの段階的整備を提案しています。四国STEP1「クルーズネットワーク基盤整備」として、大地元で待望される「四国のフル規格の整備新幹線」型船の航行が難しい瀬戸内を1万t以下の船で回遊しに対し、高性能の信号制御技術を採り入れた『単線方てもらうべく、クルーズ船や港の施設、寄港地ごとに1日式を活用した“四国新幹線”早期実現』を提示し、費程度で周遊できる観光圏を整備するもので、欧州等の用を最小限としつつ新大阪から四国の各県庁所在地へリバークルーズを参考に、瀬戸内海の大型港や空港・の移動時間短縮を実現しようというものです。この単線054Civil Engineering Consultant VOL.280 July 2018