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雪崩が発生した道路の緊急調査水辺空間の散策路平成28年激甚災害の橋梁被災箇所緊急調査ダム建設に伴う付替道路(株)シン技術コンサル撮影大雨による斜面崩壊箇所の緊急調査特殊車両による橋梁点検の様子社内技術発表会の様子観楓会で九連結三輪車を楽しむ職員たちめております。平成16年には防災部門を立ち上げ、異常気象などによりいつ発生するかわからない災害に対しても、機動力を生かして迅速に対応できる体制を整えました。また、北海道においても高度経済成長期に集中的に整備された大量の社会資本が、今後更新の時期を迎えます。このように社会資本のメンテナンスの重要性が高まっている中、その適切な維持管理の手法としてアセットマネジメントが注目されています。当社では老朽化が進む橋梁、法面、道路附属物などの道路ストックの損傷状態を把握するための点検業務についても力を入れ、危険性の有無を的確に判定し、最新技術による維持補修方法の提案を行っております。こうした努力を積み重ねた結果、発注者からは優秀業者表彰や優秀管理技術者表彰を受けるなど、当社の技術力に対し高い評価をいただき、災害対応と道路構造物の長寿命化検討は、現在、当社の2枚看板として経営の柱となっております。未来に向かって北海道の各地域においては、人口減少・少子高齢化による財政制約・労働力減少がより厳しさを増す中、一方では自然災害の激甚化・多発化、施設老朽化などの新たな課題に直面しており、地域の暮らしや生産活動を守るためのニーズが高まっています。経営環境が大きく変わろうとしている現在、当社は今後の経営戦略を見極める重要な時期を迎えております。このため、総合建設コンサルタントとして当社の掲げる経営理念のもと、地域社会のニーズの変化を的確に捉え、必要な技術を提供し、それを安定収益に結びつけることにより、企業価値の向上に取り組んでまいりたいと考えております。(文:代表取締役社長渡辺彰彦)Civil Engineering Consultant VOL.280 July 2018059