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特集熊本~阿蘇山との結びつき~2016年4月、熊本県を大規模な地震が襲った。被害は甚大であったが復興は着々と進められている。震源近くの熊本県北部には世界有数のカルデラをもつ阿蘇山がそびえている。カルデラ内の阿蘇五岳は、いまも噴煙を上げ続ける火口を有し、近年も活発に活動する活火山である。阿蘇山は「火の国熊本」のシンボルとして広く親しまれているが、熊本市から、外輪山の内側にある阿蘇山を望むことはできない。しかし、熊本で暮らす人々にとって、阿蘇山は遠い存在ではない。過去の大規模な噴火によって生まれた大地は、今見る熊本の景観の土台をつくり、資源となり、地下水も育む。今なお続く活発な火山活動に時に翻弄されながらも、雄大な自然環境と人々が共生する、世界にも類を見ない暮らしが息づいている。重要な観光資源でもあり、暮らしの礎でもある阿蘇山。人々は、阿蘇からもたらされる恵みを享受するだけではなく、世代を超えて守り、育んできている。阿蘇山と共に暮らす熊本の人々の取り組みを覗いてみよう。1加藤清正公の銅像/塚本敏行2通町筋から望む熊本城/熊井彩乃3秋の阿蘇五岳と稲穂(白水村/南阿蘇村)/熊本県いぬいやぐら4戌亥櫓と修復中の熊本城/松田明浩5水基巡り(阿蘇市)/熊本県6白川水源(南阿蘇村)/熊本県?