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第19回映画『幸福の黄色いハンカチ』(北海道夕張市)会誌編集専門委員会■概要1977(昭和52)年に公開され、大ヒットとなった上映時間108分しあわせの映画『幸福の黄色いハンカチ』。翌年の第1回日本アカデミー賞主要6部門で最優秀賞を独占した。北海道を舞台に、模範囚として6写真1 DVD『幸福の黄色いハンカチ』のパッケージ年刑期を終え出所してきたばかりの不器用な中年男が、偶然出会った軽薄だが根は純粋な若い男女とともに、愛する妻の元へ向かうまでを描いたロード・ムービーで、愛をテーマにした物語。終着地夕張でのラストシーンは観る者に感動を与える。ニューヨーク・ポスト紙に掲載されたピート・ハミルの原作をもとに山田洋次が書き下ろしたものである。脚本と監督は山田洋次。出演は高倉健、倍賞千恵子、桃井かおり、武田鉄矢、渥美清等。TVドラマ化もされているので、知る人はいるだろう。■あらすじ東京で恋人に振られてやけになった欽也(武田鉄矢)は仕事を辞め、退職金で真っ赤なファミリアを買って北海道旅行に出る。網走駅前では東京から傷心旅行に来ていた朱美(桃井かおり)と出合う。そして、主人公の勇作(高倉健)に写真を撮ってもらった縁で、3人が欽也の車に乗ることになる。翌日、勇作が運転していると強盗事件の検問で職務質問を受ける。殺人罪で刑務所を出たばかりで運転免許証がなく警察署に連行された勇作だが、事件を担当した渡辺係長(渥美清)に庇ってもらい注意だけで開放された。電車で行くと言う勇作に、写真2真っ赤なファミリア写真3五軒長屋の炭鉱住宅写真4炭鉱住宅内部036 Civil Engineering Consultant VOL.282 January 2019