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災害復旧設計砂防堰堤設計タブレット調査支援システム「S A B L E T」ICT機器を活用した計測サービス切土補強土工法計算「補強土」官公庁向けWebGISシステム土木情報サービス「いさぼうネット」また、点検により得られた膨大な維持管理データを効率的・効果的に活用するための「官公庁向けWebGISシステム」の開発にも力を入れています。さらに、平成26年からは、UAV、MMS、TLS、3DプリンタといったICT機器を積極的に導入し、ICT工事支援や当社の維持管理システムと組み合わせた三次元データ活用にもチャレンジしております。システム開発の原点は現場ニーズから・・・当社のシステム開発は、「GGRAPH」からはじまりました。当時、地すべり計測業務を数多く手がけており、観測記録の時系列グラフの作成に追われていました。「なんとか、図化作業を自動化できないか」、そんな思いから開発されたのが、計測データ図化システム「GGRAPH」でした。その後、斜面防災分野のパッケージソフトの開発にも取り組み、現在では、38タイトル、全国の2,900拠点ユーザー様にご利用頂いております。今春には、現地作業にタブレットを導入する事で、調査後の内業を省力化するシステム「SABLET」をリリースしました。土木技術者とIT技術者がタッグを組むことで、新たな商品化へ繋げることができました。システム開発で大切にしていること・・・当社のシステム開発において大切にしていることは「お客様のニーズをいかに先取りし、反映できるか」、そして土木技術者目線での「使いやすさ」の追求です。IoT、ICT、CIM、i-Construction、AIといったキーワードに象徴されるように、ますますシステムとの融合が欠かせない時代となってきました。当社は、今後もお客様と共に、時代のニーズを見据えたサービスの提供にチャレンジしていきます。(文:営業部関家史郎、技術部藤原大佑)Civil Engineering Consultant VOL.282 January 2019053