ブックタイトルConsultant283

ページ
10/90

このページは Consultant283 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

Consultant283

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

Consultant283

特集土木技術者の姿道路、橋、水路、トンネル、エトセトラエトセトラ。私たちの身の回りには「土木」がひしめいている。しかし、普段何気なくそれらを目にしたとき、土木技術者の存在を思い浮かべる人はどれだけいるだろうか。土木構造物の完成や維持には多くの土木技術者がかかわる。そのことを多くの人が想像できるだろうが、かかわっている人たちの顔は見えない。土木技術者は構造物や技術の陰に隠れ、表に出ることは数少ない。それでも、その構造物を造り、その技術を生み出してきたのは土木技術者である。そして、土木技術者は自分の名が語られることがなくとも「自分が携わった構造物を一目見たい」と願う。その思いで自ら足を運び、人々が使っている様を見て、心の中で拳を突き上げるのである。土木は人々の生活と共にあり、土木技術者も常に傍らにいた。太古の昔から存在した土木技術者は、時代と共にその姿を変え日本社会を支えてきた。古の土木技術者はどのような人たちだったのだろうか。彼らはどのような思いで構造物をつくり、完成した姿を目にして何を感じていたのだろうか。土木構造物の背景にいる人々の存在を照らしだし、過去から現在へ続く土木技術者の姿を伝える。1 明治35年2月5日の中央線大日影隧道貫通式。菱山側出口前/『写真で見るふるさと勝沼』山梨県甲州市観光商工課2拾ケ堰(長野県松本市/安曇野市)/長野県拾ケ堰土地改良区3完成した旭橋の橋台(北海道旭川市)/北海道開発局旭川開発建設部4萬代橋(新潟県新潟市)/土木学会附属土木図書館5大正12年4月の丹那トンネル東口前(静岡県熱海市)/土木学会附属土木図書館6岩本発電所。第1工区の水路橋工事(群馬県みなかみ町)/土木学会附属土木図書館?