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田んぼアート基準杭設置ハイブリッドレーザースキャナ入社式田んぼアート点群による土量計算UAV四季桜公園整備事業浄化センターパース図社内フォトコンテスト入賞作品また、この地域特有の業務として2027年に開業が予定されているリニア中央新幹線に伴う測量・補償業務についても行っています。技術開発メディアでも報じられている通り、建設業界は深刻な人手不足に陥っています。当社も例外ではなく、人材不足や技術者の高齢化が進んでおり、少しでも課題を解決すべく、国土交通省推進の「i-Construction」の中で、ICTの導入を積極的に行い、生産性の向上を目指しております。具体的には、平成30年11月1日よりサービスが開始された準天頂衛星システム(みちびき)を利用した測量や、UAVを利用した写真測量から三次元点群データ作成、点群データから土量計算、簡易オルソ画像作成などを行い、最近ではUAVにレーザースキャナを搭載した機体で山地を測定し、建物や道路などの構造物が多い部分を地上型レーザースキャナで測定したものを同一座標上で重ね合わせた、ハイブリッドレーザースキャナ測量を行いました。地域貢献当社は地域と共に歩み、発展することを願って参りました。その一環として、毎日の社屋前清掃活動や本社玄関フロアにはAEDの設置、またいつ発生しても不思議ではない、「東海」「東南海」「南海」の大地震の発生に備えた水や食料・毛布などの備蓄を行っています。毎年6月3日の測量の日は、各小学校で測量や地図の理解を深めることを目的とした、測量体験を行っています。おわりに近年、我々業界を取り巻く環境は、一部では明るい兆しが見えつつありますが、依然として厳しい環境下にあり、これに対応すべく変革の波が押し寄せています。この混迷の時代、私どもは社会資本整備の一端を担う技術集団として地域の期待と要望に応え、信頼と満足を得ることにより地域社会に貢献することを目標とし、なお一層努力してまいります。(文:代表取締役永草新吾)Civil Engineering Consultant VOL.283 April 2019053