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Consultant286

030 Civil Engineering Consultant VOL.286 January 2020水主体の地下水対策としての防錆も必須である。また、空港機能発揮のためのライフライン、交通基盤設備等が地中埋設されており、これらの建設についても不均質地盤の改良、既に運用中の空港機能に支障を与えない施工方法の採用などで困難な工事を乗り越えた。■ 再び国際空港へ空港利用者の拡大は、我が国の経済発展と大きな関係がある。国内各地に空港が整備され、航空機の利便性が向上したことで、国内の遠距離移動ばかりでなく、海外にも容易に行き来ができるようになった。特に、大型ジェット旅客機の就航は庶民の海外旅行に拍車をかけ、誰でも海外観光を楽しめる状況を創り出したことで羽田空港の需要が益々高まっている。国際線は成田空港の利用がまだまだ多い中、オープンスカイ(自由化)の動きもあって、D滑走路供用後には深夜早朝の時間帯がアジア路線のほか遠距離の欧米路線にも開放され、国際線が増大した。アジアゲートウェイ構想のもと、図2 羽田空港拡張の歴史