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038 Civil Engineering Consultant VOL.286 January 2020の高耐久化に向けた取り組みについて紹介します。PPPとして、情報収集、対策工の提案及び施工への反映を行い、発注者と施工者の橋渡し的な役割も担いました。■ 高耐久化の取り組みの背景当該事業は、復興道路・復興支援道路であり、短期間で多数のコンクリート構造物を構築する必要があります。従って、将来同一時期に多数の構造物の補修が必要とならないよう、施工中に生じる初期の不具■ はじめに相馬福島道路は、常磐自動車道と東北自動車道を結ぶ、約45kmの高規格幹線道路(自動車専用道路)であり、東日本大震災からの早期復興を図るリーディングプロジェクトに位置づけられています。本道路が復興支援道路として緊急整備されることにより、被災地と内陸部の連携が強化されることから、早期完成を目指して整備が進められています。復興道路・復興支援道路(総延長約223km)は、東日本大震災後に新規事業化されました。限られた時間の中で、膨大な業務(調査・設計、協議・調整、用地取得等)を従前どおりに発注者だけで実施することは困難なため、PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)が導入されました。官民がパートナーを組み、官民双方の技術・経験を活かしながら効率的なマネジメントを行うことにより、事業の促進を図るものです。ここでは、当該事業のうち、橋梁相馬福島道路(霊山?福島)における事業促進業務の取り組みについて-(仮)桑折高架橋の高耐久化-プロジェクト紹介Project brief 2セントラルコンサルタント株式会社東北支社技術第1部 事業マネジメントグループ主任技師セントラルコンサルタント株式会社東北支社技術第1部 事業マネジメントグループグループ長太田 雅人OHTA Masato松本 隆宏MATSUMOTO Takahiro図1 位置図