論文募集コーナー
I. 応募要領
1. 論文テーマ
2021年度の懸賞論文(学生論文)は以下の2テーマから、どちらか1つを選択して応募してください。1つのテーマに複数の応募をした場合は失格とします。また、各テーマに1つずつの応募は可としますが、受賞対象は評価がより高い一編のみとします。
【テーマ1】あなたが市長なら、どのような”まちづくり”をしたいですか?
(解説)日本の市町村は地域活性化・地方創生・災害に強いインフラ対策など、多くの課題を抱えながら、持続可能な地域、成長していく産業・暮らしを模索しています。もし、あなたがそのようなまちの市長になったら・・・
対象となるまちを設定し、インフラに関する課題とビジョンを掲げた上で、その実現のための具体的な対策と効果について、実現可能性を踏まえたアイデアを提案してください。
【テーマ2】SDGs達成のために、土木技術はどのように貢献できるのか?
(解説)2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な開発目標「SDGs」。この17の大きな目標(ゴール)には、「土木技術」が貢献できる目標が数多くあります。
インフラ整備のみならず、エネルギー問題や気候変動等、あなたの学ぶ土木技術がどのようにSDGsと関係し、貢献していくことができるのか……。目標とするゴールを一つまたは複数定め、それを取り巻く課題を明確にした上で、その課題を土木技術により解決する方策とその貢献方法を提案してください。
2. 応募資格
・大学(短期大学含む)の在学生(個人またはグループ)
・大学院の在学生(個人またはグループ)
・工業高等専門学校の在学生(個人またはグループ)
※応募資格は学生に限定するため、応募の際には論文に学校名を記載してください。なお、学校名が確認できない場合は審査の対象外とします。
3. 執筆にあたっての留意事項
論文執筆にあたっては、序論に論文の目的・問題がきちんと述べられており、これらに対応する形で本論、 結論が述べられているようにしてください。
また、以下のような内容にならないよう留意してください。
・他の書物や論文を要約しただけもの
・他人の説を評価なしに繰り返しただけのもの
・インターネットや書籍等から引用してこれらを並べただけのもの
・証拠立てられない私見だけのもの
・他人の業績を無断で使ったもの
4. 文字数制限および様式
・和文とし、文字数制限は6,000字以上~8,000字以内の文字数に納めること。
・Microsoft Wordで作成すること。
・様式はA4版横書き、1ページ1600字を原則とし、文字のフォントは10.5ptとする。
・図表のある場合、図表を含めて5枚以内とする。なお図表はページに占める割合で文字数に換算される。
・応募原稿の表紙・参考文献は各々1頁以内とする。
・表紙および参考文献の文字数は字数制限に含まれない。
・論文本文の文字数が制限を超過または不足した場合は、減点対象となる。
・2つのテーマそれぞれに1つずつの応募は可能。
5. 応募締切
2021年9月30日(木)到着まで
6. 応募方法
・応募原稿の表紙部分に論文タイトル、氏名、大学・学校名、学部等、住所、連絡先(メールアドレス、電話番号)、この企画を何で知ったかを記入の上、論文原稿のファイルをメールに添付し、下記の応募先のアドレスまでE-mailにて応募願います。
・原稿の受理確認のため、原稿が届き次第、記載された連絡先に協会より御連絡致します。
・応募後、1週間を過ぎても連絡がない場合には、協会宛にお問い合せ願います。
【応募・お問合せ先】
一般社団法人建設コンサルタンツ協会 懸賞論文係
E-mail:info@jcca.or.jp 電話:03-3239-7992
7. その他の留意事項および著作権等
・他に発表した論文の転用はご遠慮願います。
・原稿は返却いたしません。
・著作権は作者に属しますが、将来、協会関係の出版物(書籍など)に掲載されることもありますのでご了承ください。
II. 審査
1. 審査方法
・建設コンサルタンツ協会広報事業専門委員会委員が論文を審査します。
2. 審査対象
・テーマの趣旨と合致していること、執筆文字数が基準内に収まっていること
3. 評価基準
・構成能力(文章構成、論理展開)【配点:25】
・発想力(アイデア、課題)【配点:60】
・表現能力(正確さ、文章表現、図表の使用)【配点:15】
III. 賞
最優秀賞 1点 賞状・副賞 30万円相当の商品券
優秀賞 1 ~ 2 点程度 賞状・副賞 10万円相当の商品券
特別賞 複数点 賞状・副賞 3万円相当の商品券
※最優秀賞および優秀賞受賞者は、協会総会(2022年5月予定)での表彰を予定しています。
IV. 発表等
・受賞者(最優秀賞、優秀賞、特別賞)には、2022年3月末日までに通知します。
・審査結果は2022年4月に協会ホームページおよび協会誌”Consultant”で公表します。
・電話・メールも含め、審査結果のお問い合せには回答できません。
・昨年度の受賞論文は、当ホームページに掲載してありますので参照してください。