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国際委員会だより【第16回】Message from International committee実践的海外プロジェクト3?国内業務と比較した海外業務の魅力?国際委員会ベック白ビン彬│BAIK Biehn建設コンサルタンツ協会の「海外市場対応能力の支援」の一環として、国際委員会から海外業務を紹介する記事を継続して掲載しています。今回は、「国内技術者が海外事業に携わり感じたこと」をテーマに、国内業務と海外業務の違いや海外業務の魅力について、現場で活躍しているコンサルタントの声をお届けする全4回シリーズの第3回です。?インタビュー対象者プロフィール対象者:工藤勝(Masaru KUDO)(37歳)所属:(株)長大海外事業本部専門分野:設計・施工事業ステージ:橋梁施工監理経験年数:国内10年、海外6年海外業務実施国:フィリピン、ベトナム、カンボジア、エジプト、ブータン、パプアニューギニア写真1 現場事務所メンバーたちと(右側が工藤さん)?インタビュー内容工藤さんは、社会人7年目から海外業務に3年間従事した後、国内部門に異動し、橋梁施工管理業務に携わってきました。現在は、海外業務専門の部署で主に橋梁案件の調査、設計、施工監理業務に従事しています。これまでの経験を通じた海外業務について尋ねてみました。Q1.海外業務をやりたいと思ったきっかけは何ですか?A1.もともと大きな仕事に携わりたいと思っていて、橋梁がその舞台となりました。国内では新たな橋梁建設工事が減っていますが、途上国では需要が増加する傾向にあり、海外業務に携わりたいと思っていたところ、チャンスが巡ってきました。エジプトでの短期出張で海外適応能力があると認められ、その後、海外案件に携わっています。Q2.国内業務と比較するとどのような違いや魅力がありますか?A2.海外業務は国内業務に比べ、国内の基準に縛られる事なく、柔軟な発想で仕事を行える事が違いであり、魅力でもあります。特に、施工監理業務では、現地で調達できるもので施工をする場合があります。過去の経験を基に、色々と考え、日本ではやらないような事をやりますが、これって結構面白い結果になったりします。意外性に新鮮味を感じ、海外業務にはまっていくのかもしれません。客先説明もさることながら、自分の意思決定・責任が明確となり、物事が動く事に魅力を感じます。Q3.最近携わった海外業務はどのような業務でしたか。056Civil Engineering Consultant VOL.263 April 2014