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ある。場をDB方式で整備するにあたり、リスクとリスク分担の基本的な考え038Civil Engineering Consultant VOL.264 July 2014事業者の選定に向けて実施方針の策定から契約締結までの業務全過程の支援を行うものである。具体的な業務支援の内容は以下のとおりである。1実施方針の作成及び公表に係る業務支援2審査委員会の運営に係る業務支援3入札関係書類の作成、説明会、質疑応答及びその公表に係る業務支援4事業者審査関係作業の支援■実施方針の作成及び公表に■係る業務支援事業者の募集や、本業務を適正かつ確実に実施するための検討を行い、実施方針を作成し、その公表作業の支援を行う。実施方針は、事業方式、スケジュール等を含めた事業の概要、事業者の募集及び選定に関する事項、本事業で予想される方等を作成・公表するものである。・事業方式の検討事業方式についてはDB方式と決定されていたが、その妥当性の再検証を行い、以下の理由で妥当であると判断した。1今回の更新等事業が、限られた用地の中で浄水場を稼働しながらの撤去・更新工事を行うため、事故発生時に広域的な断水リスクが高く、従来の設計・施工分離発注方式では施工者間の責任が曖昧になる恐れがある。2施工方法や手順が複数考えられ、期間内に安全に更新工事を実施するには、施工技術に精通した者の技術力を得て設計を行うことが必要で、民間事業者が有する技術力、ノウハウ及び創意工夫を十分に活用する方法が効果的で3薬品沈澱池設備、急速ろ過池設備等の浄水処理設備については、水処理機械設備工事企業に総合的ノウハウが蓄積されており、これら民間企業独自の技術やノウハウを設計及び施工に活用することで、コスト縮減や工期短縮が期待できる。・スケジュールの設定平成28年4月の供用開始に向け、撤去工事、試運転調整期間を含めた必要事業期間を約3年3ヶ月とし、事業契約締結までのスケジュールを表1に示すとおり設定した。スケジュールを作成するに当っては、学識経験者等より構成される「津山市小田中浄水場更新事業事業者選定審査委員会(以下、審査委員会)」の開催や、市議会(債務負担行為議決、事業者決定報告)及び技術提案書作成必要期間等を考慮し、市担当者と十分な協議を重ね設定した。表1事業者特定のスケジュール日程内容平成24.2.28第1回委員会■審査委員会の運営に係る平成24.3.27実施方針の公表■業務支援平成24.4.17第2回委員会DB方式を実施するにあたり、客平成24.4.27募集公告及び募集要項等の公表観性、公平性、透明性を確保しなが平成24.5.14?平成24.5.18説明会及び現地見学会、資料閲覧及び現地調査平成24.5.15?平成24.5.21募集公告等に関する質問の受付ら、専門的見地から最も優秀な提案平成24.6.1募集公告等に関する質問への回答の公表を行った業者を選定するために設平成24.6.11?6.18参加表明書及び資格確認申請書の受付置される審査委員会について、資料平成24.7.2応募資格審査結果の通知の委員への事前説明、審査委員会平成24.8.21?平成24.8.27技術提案書の受付平成24.10.15第3回委員会及びプレゼンテーションの運営支援を行った。平成24.11.15答申審査委員会は学識経験者4名と平成24.11.21事業者の選定結果の公表水道関係者3名(内1名は水道局平成24.12下旬契約締結内)で構成され、3回の審査委員会が開催された。協議内容は、表2に表2審査委員会開催スケジュール及び審議事項回時期審議事項示すとおりである。第1回平成24年2月28日実施方針等第2回平成24年4月17日要求水準書、事業者選定基準、事業契約書(案)等第3回平成24年10月15日プレゼンテーション、技術提案書の審査等