ブックタイトルConsultant_264

ページ
47/66

このページは Consultant_264 の電子ブックに掲載されている47ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

Consultant_264

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

Consultant_264

写真1海岸沿いのレストランと夕日は年中あるが、好きなスイカは4月だけであった。マンゴは8月に限定された。季節感の強い地産地消のようだ。ビールはビンタン・ビールがよく飲まれている。海岸沿いのレストランで夕日を見ながら食べる食事は絶品だ(写真1)。レストランでは、炊いた米(長粒米)、チキン、魚、野菜炒めを皿に入れて並べてあり、好きなものをとって食べた分を支払う方式が多い。リキシャ(Liquisa)のロエス川に行ったときは、トウモロコシやエビ、貝の串焼きもあった。通貨アメリカの米ドルをそのまま使っているが、1ドル以下の硬貨は5, 10,25, 50センタボ(centavos)という東ティモール国独自の硬貨が使われている。2013年から、1ドルに相当する100センタボ硬貨が普及し始めた。銀行口座からドルを引き出す際には、100ドル紙幣ではなく、100枚単位の10ドル紙幣または20ドル紙幣の束で渡される。漁業・農業・鉱業海岸では毎日漁師が魚を獲ってきて、いろんな場所の道端で魚を販売している(写真2)。魚は漁師や魚屋の冷凍技術が悪いので、刺身で食べるのは危険だと言われている。主食の米を作る田は、海岸沿いの平地ではマナツト(Manatuto)やバウカウ(Baucau)で見ることができる。ディリから国道2号を南下して標高1,000mのアイレウ(Aileu)には広い田があった。さらに南の標高1,400mのマウビシ(Maubisse)にはコーヒー畑があり(写真3)、6月の青い実は8月になると赤褐色になる。東ティモール国のコーヒーはおいしい。また、南方のティモール海には海底油田があり、オーストラリアとの共同開発による収入は貴重な財源になっている。スポーツ東ティモールの人はサッカーが好きだ。子供はどこでもボールを蹴っている。広場では大人がサッカーゲームを楽しんでいる。滞在しているホテルのすぐ近くにスタジアムがあり、サッカーの国際試合となるアンダー15のシンガポール代表と東ティ写真2魚を売る人写真3マウビシのコーヒーCivil Engineering Consultant VOL.264 July 2014045