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都市と公園感動を探す旅へ「ねじねじ」「こぎこぎ」「てくてく」。これは、とある遊具に付けられた名前なのですが、どんな遊具だと思いますか?実は、これらは公園などに設置されている健康遊具に付けられている名前なのです。回転する台に乗り、ハンドルをつかんで腰をねじる「ねじねじ」。ボートを漕ぐ動きをする「こぎこぎ」。左右のステップに足を乗せ、前後に動かす「てくてく」など。どれもシンプルな機能の器具ですが、しっかりと筋肉を使います。ふだん健康遊具を使わない私も、その珍しさとユニークな名前に引き寄せられてしまいました。通常の健康遊具とは違い、遊び感覚で楽しく運動できるなんて、なんて素敵なのでしょう。また、あいかわ公園(神奈川県愛川町)にある、ターザンロープが進化したような遊具「ターザンライド」も凄いんです。子どもを乗せたロープは曲線を描き、左右に大きく揺れて進みます。まるでアトラクションのような迫力がたまらないようで、いつも大人気の遊具となっています。ブランコやシーソーなど近所の公園にあるような遊具しか知らなかった私が、これらの遊具に出会った時の感動は、いまだに忘れられません。「子どものために公園へ行く」と言うと聞こえは良いですが、私の場合は「自分のため」と言ったほうが正しいかもしれません。子どもたちと遊ぶのに疲れ果て、「公園」に子どもと遊んでもらうために、日々、通っていたように思います。子どもも喜び、自分もストレス解消ができる最適の場所、それが「公園」でした。近所の公園へは毎日通い、雨が降れば傘をさしてお散歩。週末はいつもと違う公園へ行き、飽きたらまた別の公園へと公園めぐり。そんな生活を続けていくうちに、気が付くと公園へ行くたびにワクワクし、子どもより楽しんでいる私がいたのでした。004Civil Engineering Consultant VOL.264 July 2014