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国際委員会だより【第18回】Message from International committee実践的海外プロジェクト5?乳児帯同の海外出張?国際委員会木村綾子│KIMURA Ayako建設コンサルタンツ協会の「海外市場対応能力の支援」の一環として、国際委員会から海外業務を紹介する記事を継続して掲載しています。当初4回シリーズの予定でしたが、テーマや地域を変えて延伸することになり、第5回目をお届けいたします。?インタビュー対象者プロフィール対象者:澤下理恵(Rie SAWASHITA)(38歳)所属:(株)オリエンタルコンサルタンツGC事業本部総合開発事業部建築開発部専門分野:建築計画、人材育成事業ステージ:調査経験年数:海外11年業務実施国:中国、インドネシア、コンゴ民主共和国、アフガニスタン、ヨルダン、バングラデシュ、ミャンマーA1.母として一緒にいたいという気持ちが一番の理由です。また、子供が小さい時に一緒に海外出張に赴く人は少数派かも知れませんが、だから出来ないというわけではない、と思いました。そして、子供が異文化に触れることは良い経験だと家族が促してくれたことも決心した要因です。もちろん気持ちだけでできるわけではありません。出産前に何度か現地に出張の機会があり、病院とそこで受けられる医療内容、保育園等の生活環境について調べることができたことも一因です。Q2.お子さんを帯同することについて話したときの上司の反応はどうでしたか。また、クライアント等にお伝えしましたか。?インタビュー内容澤下さんは大学院で建設工学を専攻し、開発コンサルタントの一員としてスタートしました。女性エンジニアが多くなりつつある昨今ですが、育児と業務、それも海外出張を伴う世界に飛び込もうとする女性と、それを支える上司や同僚の皆様の今後のご参考になればと思い、お話を伺いました。Q1.澤下さんは昨年5月に生まれた男のお子さんを連れて、その年の9月(生後4カ月)と今年の1月(生後8カ月)にそれぞれ1か月余りヨルダンへ出張をされましたが、帯同を決心した一番の理由は何ですか。写真1 ?子供の誕生祝に植物とお金を贈る習慣があるヨルダンのタフィラ地方で、プレゼントを受け取る澤下親子054Civil Engineering Consultant VOL.265 October 2014