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Consultant275

業務報告会独立行政法人水資源機構表彰式GIS活用に関する展示会への出展関係者を交えたワークショップドローンを用いた渓流調査道路情報管理システム画面橋梁点検計が主体の建設コンサルタント会社と当社が大きく異なる点です。地理情報システム(GIS)関連事業地理情報システム(GIS)関連事業は当社の大きな柱の1つです。一言でGISといっても、空間情報の収集・データベース化、GISを用いた地域分析、GIS導入に関するコンサルティング、GISアプリケーションの開発、保守、教育など様々な業務を提案しています。最近ではインフラの維持管理の重要性が増していますが、当社は平成10年に名古屋市へ道路情報管理システムを納入しました。当時全国でも珍しい管理のシステムであったため、他の自治体からの問い合わせも多く、見学に来た職員向けの説明会を実施するなど、GISを用いた業務改善の提案をしてきました。技術力向上への取り組み経営方針である「顧客満足を高める競争力」を強化し、社員個人の創造力、チームワーク、組織力を高めるために、個人と組織の両面から技術力の向上に向けた取り組みを行っています。具体的には個人として、建設コンサルタント技術者として必要不可欠である「技術士」や「RCCM」の取得の他、当社の特徴である地理空間情報技術向上のため、「測量士」を始め公益社団法人日本測量協会が認定する「GIS」や「写真測量」といった資格や、IT系の資格取得を目指しています。組織としては資格取得のための勉強会や、プレゼンテーション力向上のため業務報告会や技術展示会などの開催を行い、技術力の向上に努めています。品質向上への取り組み当社では品質方針を掲げ、品質確保に力を入れています。品質管理室を設け、レビューから、業務途中、成果品納品前検査など、業務の品質管理が適切に実施されているかのチェックを行っています。前述した技術力の向上と、品質向上への取り組みにより、平成28年度には独立行政法人水資源機構の「川上川右岸落石等対策工設計業務」において、関西・吉野川支社長優良業務表彰と優秀技術者表彰を同時に受賞することにつながりました。今後も当社は、誰もが豊かで安全に暮らせる都市づくりに貢献し続けたいと考えています。(文:取締役事業部長伊勢野暁彦)Civil Engineering Consultant VOL.275 April 2017049