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Consultant275
特別賞「迫力の放流見学」神奈川県越智秀史(撮影地:神奈川県愛甲郡愛川町)[撮影者のコメント]神奈川県にある宮ヶ瀬ダムでは、地元地域振興や児童の社会科授業の一環として「観光放流」というイベントが、年間70日(各日2回)程度開催されています。高低差70mの場所にある2門の常用洪水吐から、毎秒30立方メートルもの水が放流される様子はものすごい迫力で、放流が行われる6分間は見学者の目が釘付けになってしまいます。講評五月晴れの中、授業の一環でダムを見学している多くの小学生達が感動して放流を見上げている。一人でも多くの子供達が土木施設に関心を持ち、社会資本整備の担い手になって欲しい。「復興海岸」東京都青木伸雄(撮影地:福島県いわき市)[撮影者のコメント]津波被害にあったいわきの海岸が、防波堤で仕切られようとしています。道路から海が見えなくなり、実家が近く幼い頃よく遊んでいたので少々複雑な気持ちです。塩屋崎灯台より眼下をのぞんで。講評塩屋崎灯台から眼下を望み、津波によって変わり果てた故郷を見た撮影者の心境は如何ばかりであろうか。立派な防波堤はできたものの、これもまた記憶の中の海岸とは違ったものであろうが、これからはお気に入りの土木施設として地域で育てて欲しい。060Civil Engineering Consultant VOL.275 April 2017