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概要

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特集スポーツ?スポーツで「つながる」?2北九州スタジアム（ミクニワールドスタジアム北九州）の取り組み江口隆志EGUCHI Takashi北九州市/市民文化スポーツ局スポーツ振興課/施設管理係長「市民に夢と感動を！子どもに元気と目標を！まちに誇りとにぎわいを！」をスローガンに、ミクニワールドスタジアム北九州が整備された。スポーツを「みる」機会を創出する工夫と、施設周辺のにぎわい創出を目指した官民一体の取り組みを紹介する。スタジアムの整備平成25年6月、北九州市はスタジアム整備の着手を決定しました。スタジアムの整備は、プロも利用する高規格で大規模なスポーツ施設の整備という事業の特性を考慮し、民間のノウハウを活用するPFI事業により実施しています。この手法の採用により、施設の設計・建設から維持管理と運営までを一括して実施することで、より質の高い市民サービスの提供や維持管理の効率化が可能となります。また、小倉駅新幹線口地区のエリアマネジメントに関する業務も含んでおり、民間事業者へエリアマネジメントへの積極的な協力、連携を行うことを義務付けています（写真2）。スタジアムのコンセプト「市民に夢と感動を！子どもに元気と目標を！まちに誇りとにぎわいを！」というスローガンを掲げ、以下の4つのコンセプトに基づいて実施しています。1みんながつどい、にぎわいを生む“海ちか・街なか”スタジアム2夢と感動を生みだす“ダイナミック”スタジアム3環境未来都市にふさわしい“エコ”スタジアム4ものづくりの街北九州を発信する“街かどショールーム”なかでもダイナミックスタジアムとして、最前列の観客席とタッチラインやゴールラインとの距離が8mと非常に近く、最前列をピッチにできるだけ近いところまで低くするなど、国内のスタジアムとしては初の「ゼロタッチ」を実現しています。このためアスリートの声や息づかいなど、テレビでは味わえない躍動感と臨場感を楽しめます（写真3）。コレットJR小倉駅リーガロイヤルあるあるホテルシティ小倉記念病院砂津緑地北九州国際会議場スタジアムAIM西日本総合展示場浅野町緑地あさの汐風公園写真1スタジアム外観写真2小倉駅新幹線口地区010Civil Engineering Consultant VOL.277 October 2017