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特集スポーツ?スポーツで「つながる」?5ラジオ体操って何?NPO法人全国ラジオ体操連盟青山敏彦AOYAMA ToshihikoNPO法人全国ラジオ体操連盟理事長あの音楽が流れると日本人の誰もが身体を動かしてしまうラジオ体操。国民保健体操としてはじまったラジオ体操は、どのように広められていったのか。ラジオ体操のそれぞれの動きが持つ健康づくりの効果だけでなく、心の健康づくりの効果を紹介する。ラジオ体操の発端ラジオ体操は「いつでも、どこでも、だれでも」をキーワードに国民保健体操として1928(昭和3)年に逓信省簡易保健局(現在の株式会社かんぽ生命)が策定し、NHKラジオの電波に乗って広められました。今なお多くの国民に愛好され、2018(平成30)年には90年を迎える国民の遺産ともいえる創造物です。その証として日本人の誰もが「あの曲を耳にすると体が反応してしまう」と語られます。明確に記憶になくとも、誰もがどこかで体験をしているのが、このラジオ体操ではないでしょうか。このようなラジオ体操を、現代社会においてより一層有効に活用し、生活の中で役立つよう働きかけているのが、NPO法人全国ラジオ体操連盟です。それにはより多くの人々に実施して頂くこと、即ち普及の役割を果たすことこそが基本と考えています。皆様に、より快適で安心して日々を過ごせる健康づくりを手助けできる内容を持ったラジオ体操をお届けすることです。その役割を果たすには、秀れたラジオ体操指導者を育成する必要があります。そこで12年前からラジオ体操指導者資格制度を設写真1毎年、春と秋に開催している「指導者講習会」022Civil Engineering Consultant VOL.277 October 2017