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写真5 南ア代表史上初の黒人選手でRWC1995優勝メンバーのチェスター・ウィリアムズ(左から2人目)もラグビーカフェを訪れた写真6 2 0 15年3月2日開催都市決定(集英社)手探りの取り組みではあったが、国内外を問わず色々には人に夢や勇気、希望を与える力がある。釜石から世な人たちが立ち寄り、活動を後押ししてくれた。また鹿界にその力を発信してほしい。キアカハ!(ニュージーラ島アントラーズの小笠原満男選手(岩手県出身)など、ンド先住民マオリ族の言葉で「共に強くあれ」の意)」釜石市のRWC誘致を応援してくれる著名人をゲストに、と力強いエールを送ってくれた。タウンミーティングを開催するなどして徐々に市民の理RWC2019釜石開催まで2年を切った。これは小さな解も得られつつあった。そして2014年10月、釜石市は街の大きな挑戦である。この挑戦を成功させることがRWC2019の開催都市に立候補し、翌年3月2日、つい震災復興を含め釜石を応援してくださる方々への一番に国内12会場の一つに選ばれた。市民と自治体が正にの恩返しになると信じて止まない。繰り返しになるが、やスクラムを組んで掴み取った開催地決定である。らなければならないことが山積みしている。でも大丈だが、浮かれてばかりはいられない。まだまだ課題や夫、釜石にはラグビーの力がある。みんなでスクラムを問題が沢山ある。更に言うならば目的はRWCの開催で組み前に進むのみである。はない。この世界的スポーツイベントの準備や大会の成功を通し、大勢の人に笑顔が生まれ、そのつながりや経験を糧に「明るく希望を抱ける街にしていく」ことにある。そんな釜石市に昨年と今年、二人の大物助っ人が訪れた。共に元ニュージーランド代表であり、2015年のRWC優勝メンバーで世界ナンバー1スタンドオフと呼ばれたダン・カーターと、ラグビー史上最高の闘将の異名をとるリッチー・マコウである。ダンは集まった釜石市民に「みなさんは決して一人ではない。世界中の仲間がみなさんの事を想っている。みんなの想いが通じ、きっと釜石のスタジアムは世界一のスタジアムになる!」と語り、リッチーは「スポーツ写真7 釜石ラグビーの応援名物・大漁旗を持ってイベントに参加するリッチー・マコウCivil Engineering Consultant VOL.277 October 2017029