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Project 1 briefプロジェクト紹介みなとみらい21地区における災害時の来街者等安全対策の取り組み花原英徳HANAHARA Hidenori株式会社建設技術研究所東京本社防災室グループリーダー八幡準YAWATA Hitoshi一般社団法人横浜みなとみらい21事務局次長・企画調整部長インフラ整備や街区開発が行われ■みなとみらい21地区選にも選定されています。032Civil Engineering Consultant VOL.277 October 2017みなとみらい21地区は神奈川県横浜市の西区と中区にまたがる横浜駅東口地区、中央地区、新港地区からなり、業務や商業、研究開発、コンベンション、観光などの機能集積が進むだけでなく、眼前に横浜港が広がる特徴的な空間が形成されています(写真1)。平成9年度には国土交通省認定の都市景観100■来街者安全対策の取り組み当地区の平成28年の年間来街者数は約8,100万人であり、就業者数は平成28年12月時点で約10万3千人となっています。この10年間で来街者は約1.7倍、就業者は約1.8倍に増加しています。当地区では街づくりの当初から、防災性に優れたており、災害に強い街として高い評価を受けています。さらに、東日本大震災の教訓を踏まえてエリアマネジメントを防災面にも展開し、地区関係者による「共助」の取り組みを進め、ハードとソフトの両面から一層高いレベルでの「安全・安心なまち」を目指してきました。特に平成26年12月、一般社団法人横浜みな写真1みなとみらい21地区