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写真4鋼管矢板の打込み写真5張出し架設の準備写真6新タケタ橋俯瞰全景(2017年6月現在)5主塔橋脚の施工(東急-東洋-IIK共同企業体)の3して仮置きされます。打込みは200t038Civil Engineering Consultant VOL.277 October 2017者執行体制で実施されており、在ミャンマー日本国大使館やJICA並びにすべての関係者の熱意と協力の下で、工事竣工に向けて鋭意進行中です(写真6)。なお、主橋梁PCエクストラドーズド橋の建設工事は以下の手順で進められています。1仮橋の設置河川内の鋼管矢板井筒と主塔橋脚工事のために仮橋を設置します。仮橋は河岸からアクセスするための桟橋部と工事作業用の構台部から構成されています。2鋼管矢板の打込み直径1.2m、長さ48mの鋼管矢板116本を台船で搬入し、仮橋に隣接級クレーンで吊上げ、バイブロハンマと油圧ハンマを用いて行います(写真4)。3井筒内の掘削クラムシェルによって水替と支保工を繰り返しながら井筒内の土砂掘削を進め、7段分の支保工が設置された後、河床から15m下方で底盤コンクリートを水中打設します。4井筒頂版部のスタッド溶接頂版部の鋼管矢板側面に約5,500本/橋脚の異径鉄筋スタッドを溶接します。水面から20m下方での作業のため転落や酸欠等への安全対策が必要です。橋脚及び柱頭部のコンクリート打設は7リフトに分割しています。6 PCエクストラドーズド橋の張出し架設移動作業車内で主桁セグメントを打設し、PCケーブルを緊張してから、移動作業車を前方へ移動させる張出し架設により橋体を順次構築します(写真5)。なお、2017年6月現在において上部工張出し架設の準備に着手しています(写真6)。7主塔並びに斜材ケーブルの施工高さ11mの主塔は、張出し架設におけるセグメント打設並びに斜材ケーブルの架設と並行に1段ずつ実施します。また、斜材ケーブルは、保護管