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ドイツアメリカ日本イギリス図2世界銀行グループにおける日本の受注図3質の高いインフラパートナーシップ●ライフサイクルコスト、品質、合目的性が適切に組合わされる製品・労働・コンサルティングサービスが、ユーザーの要求にもっとも見合うものである。こうした説明から、世銀グループの調達政策は、コンサルティング業務においても、品質とライフサイクルコストから選定するとされており、その制度をしっかりと把握し、準備すれば、建設コンサルタンツ協会の各企業からも、参加してゆくことが可能であろうと考えられます。一方において、実際の日本企業の参加は非常に低いことが課題となっています。図4世界銀行グループのプロジェクト検索5.国際コンサルティング市場への参入本セミナーにおける世界銀行東京事務所のプレゼンテーションから、国際金融機関における貸し出し機関(世銀、ADBなど)自身の活動、借り入れ国側の活動、両者が連携した活動のいずれにおいても、どのステップにおいてもコンサルタンティング活動は重要であるとして下記の定義が示されています。●世界銀行グループは、コンサルタンツに対し、専門的かつ客観的で公平なアドバイスを提供し、自身の将来的な利益を考慮することなく、いつでも借り手の利益を守り、助言を提供することで、他業務の受託者やその企業自身の利益との衝突を避ける活動を要求する。本講演の最後には、日本のコンサルタンツにとって関心の深い世銀の事業を、いかにインターネットを利用して探し出すのかについて説明がありました。その概要は、図4に示しますが、関心がある事業があれば、いつでも東京事務所に相談に来て欲しいということですので、是非、利用してはいかがでしょうか。<参考文献>世界銀行HPhttp://www.worldbank.org/ja/country/japanCivil Engineering Consultant VOL.277 October 2017053