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表3石材の性質種類比重強度(kgf/cm 2)ヤング係数吸水率耐熱度熱伝導率圧縮曲げ引張せん断(t/cm 2)(%)(℃)(kcal/mh℃)熱膨張率花崗岩2.651,50014055180 ? 2105200.355701.87安山岩2.51,0008545280?2.51,0001.58凝灰岩(軟)1.590358??17.21,0000.78砂岩(軟)2 450 70 25 ? 170 11 1,000 0.7 8粘板岩2.7 700 700 ? 7?30 680 ? 1,000 ? ?大理石2.71,20011055?7700.360027軽石(軟)2.7500???3100.5 ?5.06001.85コンクリート2.3150?25018?5012?2540 ? 60210??1.87.6表4舗装材としての適性評価評価項目花崗岩安山岩備考生産性材料特性機械損耗度すりへり減量△(高)○(小)は非常に硬く、耐久性や耐摩耗性に優れるものの耐火性に弱く、鉄分を含むため酸化すると酸化鉄(錆)が発生するとされています。一方、安山岩は表1~3に示すとおり、長石・角閃石を主成分とする中性の火山岩○(低)?ヒアリング結果より材料試験結果より粒度○?材料試験結果より耐熱施工性転圧(沈下)△(低)×(収束しない)○(低)?簡易加熱試験結果より現場試験施工結果よりであり、一般的に耐久性や耐火性は花崗岩よりも優れるとされています。●舗装材としての適性舗装材としての適性は表4のとおり、花崗岩は低いと考えられる一方で、安山岩は、この時点では情報不足ではあったものの、花崗岩に比べて高い可能性が考えられました。■材料品質に対する調査及び適性●材料試験トンネル掘削岩の舗装下層路盤材への活用を目標としているため、極力発生材に手を加えること無く使用できればコスト抑制にも繋がると考え、プラントで製造される砕石(C-40)の粒度範囲に収まるような現場破砕をイメージして、図1に示す破砕方法別の安山岩を試験材料としました。なお、材料試験は、国土交通省東北地方整備局東北技術試験材料の採取50mm以下1回破砕による材料試験実施50mm以下2回破砕による材料試験実施40~20mm、20~0mmの配合による材料試験実施配合-1 4:6(40~20:20~0)配合-2 3:7(40~20:20~0)基準値との照合適否判定図1試験計画(実施フロー)Civil Engineering Consultant VOL.278 January 2018043