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Consultant284

Civil Engineering Consultant VOL.284 July 2019 033外に常設可能なプロジェクタースポットによって投影する演出です。投影は「橋の歩道面」と「飯能河原」の2 箇所で行うことができます。プロジェクタースポットは動画を映し出すことはできませんが、静止画(画像、ロゴ、パターン)を映し出すことが可能です。四季折々のイメージ、年間を通じて開催される各種イベントやキャンペーンに連動させたイメ心象風景」としました。現代的な演出重視の賑やかな光ではなく、周囲の景観に溶け込み、やさしく落ち着いた光の景観を創ることで、人々の心に刻み込まれる心象風景になることを目指しました。割岩橋は、橋の真下の河原に降りて散策できるという恵まれたロケーションにあるため、橋を下から見上げる視点や、飯能河原との関係性を活かすことに着目してライトアップを行っています。■ 割岩橋本体のライトアップ「日常の灯り」と「特別な灯り」の2 つのライトアップを整備しています。「日常の灯り」としては、生活道路であることから、夜間も安心して渡れることを最優先した機能性と、人々の心象風景となる美しさを両立した灯りを整備しています。「特別な灯り」は、演出効果の高い照明器具をプログラムで制御したライトアップとしています。これには2つのタイプを用意しました。1つ目は、橋全体を多彩な色彩で照らし出す照明です。色彩は任意に設定が可能です。2つ目は、橋本体に取付けた、屋写真2 「日常の灯り」。飯能河原からの景観写真4 多彩な色彩(赤色の橋を青色・緑色等で照射)写真5 プロジェクタースポットによる投影写真6 様々なイメージの投影写真3 「日常の灯り」。橋上の景観