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Consultant285
034 Civil Engineering Consultant VOL.285 October 2019の飯田市に開業が予定されているリニア中央新幹線長野県駅(仮称)へのアクセス機能の向上が期待さ■ はじめに予定されている伊駒アルプスロードは、全長約11.6kmの一般国道のバイパス道路です。この道路を新設する事業に対し、改正された環境影響評価(アセス)法に基づく手続が行われ、平成31(2019)年3月に評価書の手続が完了しました。法改正により導入された計画段階環境配慮書の手続を含め、作成段階から約5年間かけて行われたアセス手続について報告します。■ 計画道路の概要長野県の南部に存在する伊那谷では、谷の中央に流れる一級河川天竜川に並行して中央自動車道と一般国道153号が存在し、地域間交通を担う幹線道路として交通網の骨幹を成しています。これに対して、混雑の解消、円滑で安全な交通の確保及び災害に強い道路網の構築を目的としたバイパス道路の建設が計画され、そのうち、駒ヶ根市から宮田村をとおり伊那市を結ぶ区間が伊駒アルプスロードです。伊南バイパス(全線供用済み)と伊那バイパス(部分供用済みで現在も建設中)を結ぶ、幅員28m・設計速度60km/h・4車線の一般国道です。この道路により、中央自動車道の代替え路線が確保され、地域間交流に寄与することが期待されるほか、令和9(2027)年に伊那谷南部改正環境影響評価法に基づく伊駒アルプスロードの手続プロジェクト紹介Project株式会社千代田コンサルタント社会環境事業部環境室岩澤 進IWASAWA Susumuこの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)を使用したものである。(承認番号 平30情複、第455号)0 1km 5km1:200000N凡例都市計画対象道路事業実施区域及びその周辺の範囲都市計画対象道路事業実施区域リニア中央新幹線計画ルート図1 伊駒アルプスロードの位置