ブックタイトルConsultant285
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Consultant285
OVERSEAS 海外事情国内建設コンサルタントから海外開発コンサルタントに社内研修生として出向し、約3年が経過しました。その間、パラオ共和国での廃棄物最終処分場の建設プロジェクト(無償資金協力事業)で同国に滞在しました。パラオ共和国パラオは国土面積488km2(屋久島とほぼ同じ)、人口約2万人の小さな島国です。ミクロネシア地域、東経131~135度の赤道付近(フィリピンの西、高知県の南)に位置し、日本との時差はありません。火山島や隆起サンゴ礁など約200の島嶼から成り、海洋性の熱帯性気候に属し、年降水量は3,000~4,000mm(日本の平均降水量は約1,700mm)と非常に多く、年平均気温は25~27℃の常夏の国となっています。パラオではサンゴ礁をはじめとする豊かな自然が貴重な観光資源となっています。透明度が高く美しい海には、世界有数のダイビングスポットや白砂浜のビーチがあり、世界中の観光客を楽しませています。遊覧飛行のセスナから見たパラオの島々の風景はとても美しいものでした。街は小さいながらも、観光地としてレストラン(日本料理、インド料理、タイ料理、ベトナム料理、中華料理など)が多くあり、食事に困ることはありません。特に日本人にとって、パラオは非常に魅力的な観光地となっています。パラオの自然を満喫パラオ人は海で遊ぶことを好み、個人ボートを所有している家も多くあるようです。滞在中は業務のクライアントに誘われてパラオの海に遊びに行きました。ミルキーウェイ、ロングビーチ、セブンティアイランド、ナチュラルアーチなどの観光スポットやセメタリー、ソフトコーラルなどのシュノーケリングポイントへ、クライアントが所有する6人乗りのボートで一日がかりで案内してくれまパラオ滞在記Republic of Palau─ パラオ共和国 ─三好 博文 MIYOSHI Hirofumi株式会社建設技研インターナショナル環境部写真1 セスナから見たパラオの島々海外で活躍する建設コンサルタント技術者が、独特の目線で各国を紹介するコーナーです。042 Civil Engineering Consultant VOL.285 October 2019