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Consultant285
整備等の測量設計技術を幅広く習得しています。いわば『何でも屋』が多く在籍していると言えます。さらに、地質調査専門部署を備えていることから、災害防除設計や構造物設計では、設計担当者と地質担当者が連携して的確な計画検討が行える体制を整えています。また、生産性向上への取り組みとして、3Dレーザースキャナーをはじめとする3次元計測機器をいち早く導入し、測量業務や構造物点検調査業務で活用しています。これらの機器は災害対応時に用いることで安全な現場作業が行えるため、労働災害防止にも効果を発揮しています。今後に向けて高齢化・人口減少による担い手不足は、既に地場企業では大きな問題となっています。特に大分県は土木系の教育機関が少なく、新卒者採用が思うように進んでいません。当社では、この状況を踏まえて数年前から土木未経験者も含めた中途採用を積極的に行っており、OJTによる教育を推進しています。新卒者や経験者採用についても、今年開設した福岡事務所を拠点に活動を行っています。現在、大規模自然災害や南海トラフ巨大地震に対するBCPの一環として社屋移転を計画中です。あわせて、社内のIT化や就労規則の改定など社員が働きやすい環境整備を進めています。今後も地場企業ならではの経験と実績を活かして、地方創生の一端を担える企業になれるよう社員一丸となって精進していきます。(文:代表取締役 児玉明裕)国道越波対策GNSS 測量橋梁点検社内研修会斜面崩壊箇所でのボーリング調査橋梁調査における3 次元計測土砂災害現場での3 次元計測社内ゴルフコンペ海上ボーリング調査橋梁診断状況水害による落橋現場での3 次元計測Civil Engineering Consultant VOL.285 October 2019 047