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Consultant285

なきゃわかんないっしょ!!と、飛び込む勇気のことである。やるかやらないか、さあ、どっち?ときかれたとき、ほとんどの人は「自分にはどうせ無理」「失敗するのがこわいから」と挑戦しない道を選んで生きている。でも私は、周りが何と言おうと、「櫻井翔くんみたいなイケメンがゴロゴロいる世界に私もいってみたい!」と目をキラッキラに輝かせて挑戦してみただけのことだ。もともとの頭の良さや偏差値なんかよりも、この分かれ道を間違う方がよっぽど致命的だと思う。挑戦すらしないで、のちのち成功しているように見える人を「あの人はもともとそういう才能があったから」と言って見ているだけなのはなんとも寂しい気持ちがする。どんな小さなことでもいい。何歳になってからでも遅くはない。「挑戦」の先には、「失敗」もあるだろう。しかし、「挑戦」がなければ「成功」も永遠に訪れないのだ。そしてこの(ちっこくても)成功を積み上げていったその先には、もっとワクワクする挑戦したいものが現れる。なぜか?自己肯定感とはヴィジョンを描く力であり、成功体験をすればするほどこの力が大きくなるからである。こうやって人は世界をどんどん広げていけるんだと思う。すべては自分次第なのだ。挑戦するかしないかで、こんなに大きく変わってしまう。私は、受験で学んだ「生きていくために大切なこと」を、今もずっと大切にしている。それは、慶應に受かるための効率的な勉強法でも、1日15 時間勉強し続けるメンタルトレーニング法でもない。「挑戦し続ける人生の面白さ」である。失敗も成功もない人生なんて、つまらない。私は、おばあちゃんになっても、何かしらに挑戦し続ける人生にしたいと思う。何も言わなくても、多くの後輩たちがそんな私の姿を見て、「ああ、あんなオトナになりたいなぁ。楽しそうだなぁ」って思ってくれるような生き方をしたいと、常に思っている。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(写真:塚本敏行)Civil Engineering Consultant VOL.285 October 2019 007