ブックタイトルConsultant287
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Consultant287
バンコクの衣食住バンコクの気候は「暑い」「とても暑い」「とてもとても暑い」の三通りと、タイの方はよく言いますが、まさにその通りです。日差しが強いので一年中日傘が必須である一方、レストランやスーパー、会議室、車両等は冷房が強すぎて、上着無しではいられないほどです。バンコクの街並みの第一印象は「まるで高度経済成長期の東京のよう」でした。大きなショッピングセンターや高層マンションが次々と建設され、海外ブランドが進出し、鉄道環境問題東南アジアでも環境問題は差し迫った課題となっており、タイはインドネシア等と並んで精力的に取り組んでいる国の一つです。しかしながらPM2.5による大気汚染の問題については、世界中でニュースにもなったほど深刻であり、根本的な解決には至っておりません。日本も対策の支援をしておりますが、まだまだといった状況です。Air QualityIndex(空気質指数)のリアルタイム情報は、ホームページで公開されています。またタイでは、2019 年にプラスチックごみ削減対策のロードマップを策定し、この問題に取り組み始めています。2019 年3月に総選挙が行われ、数ヶ月かけて軍事政権からのバトンタッチを進めているところですが、何しろ新政府にとっては組閣やら予算作りやらと初めてのことばかりのため、本格的な始動にかなり時間を要していると聞きます。「投票翌日には選挙結果がわかり、一週間程度で組閣される日本がうらやましい」と、タイの友人は愚痴っておりました。図1 Air Quality Indexのホームページ(https://aqicn.org/city/bangkok/)写真1 タイの大気観測所写真2 メコン川に投棄されたプラスチック類写真3 おしゃれなカフェCivil Engineering Consultant VOL.287 April 2020 043