ブックタイトルConsultant287
- ページ
- 62/86
このページは Consultant287 の電子ブックに掲載されている62ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは Consultant287 の電子ブックに掲載されている62ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
Consultant287
優秀賞講 評豪雨が過ぎた後のダムの放水。迫力でした。[撮影者のコメント]「豪雨過ぎて」静岡県 杉山 よしお(撮影地:静岡県浜松市)(宇於﨑審査委員長)(八馬審査委員)静岡県の天竜川中流の秋葉ダムにおいて、豪雨の翌日に一気に放水している様子をとらえている。手前の赤い吊り橋は200mほど離れているが、うまく重なって見え、歩行者のポジションがちょうどよい。圧倒的な水量が放流されている堤体と、その前に架かる吊り橋。青いゲートと赤いトラス桁、暗いグレーのコンクリートの躯体、白い飛沫と人物。これらが響き合ったシーンが日常と非日常が交錯するようで、とても印象に残りました。(初芝審査委員)安全な距離は十分確保していると思うが何食わぬ感じで放水前を歩く人物はダム関係者でなければシャッターチャンスも困難。落流音と風圧水を受け心配させる放水の凄さを捉えた作品であり、ダムの放水を間近に見て、その迫力を知る面白い作品です。(野崎審査委員)豪雨が過ぎて、秋葉ダムから放たれる水量の迫力が、ダムが担う治水機能の重要性を表している。手前の赤い吊り橋の軽快さとダムの重厚さとの対比が面白い。(知野審査委員)三門から激しく流れ落ちる滝。大ダムならではの迫力です。その手前を渡る作業員の冷静な姿に、ダム管理者の緊張感を感じます。その位置と対比が絶妙です。060 Civil Engineering Consultant VOL.287 April 2020