超高齢社会
〜岩手三陸を舞台に〜
日本は世界でこれまで経験したことのない超高齢社会を迎えようとしており、
都市構造の大小に限らず、
従来型のまちづくりからの脱却、模索、実践が図られてきている。
また、東日本大震災で甚大な被害を受けた地域は、
震災前から顕在化していた少子高齢化、
地域経済の衰退等の諸問題が加速したとも言われている。
そうした中、震災から約3年が経過した被災地では、
都市インフラの復旧や復興の過程で、
超高齢社会を見据えたまちづくりが展開されてきている。
今回、東北地方でも特に高齢化率が高い岩手三陸に着目し、
震災復興を通じた地域再生への取り組み、新たなまちの形、
超高齢社会を乗り越えるためのヒントを探りたい。
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