青森 -雪と共に生きる人の知恵-
冬に深深と降る雪は幻想的で美しい。 しかし降りすぎると周囲との交通を遮断し災害をひきおこす。 古来より厳しい自然条件の中でより快適に過ごすため、雪国の人はその時代の最先端の知恵と情熱で自然と上手に付き合ってきた。 現代においても、雪国の人は古くからの伝統を継承し、それを現代にマッチさせながら後世に伝えようとしている。 日本の県庁所在地で唯一豪雪地帯に指定されている「青森」。 そこに生きる人の生活を知り 上手に自然と付き合っていくヒントを得たい。
縄文時代の雪国の暮らし/岡田康博