アートと聞くと何を思い浮かべるだろうか。
辞書によると「アート」は日本語では芸術と訳され
特定の材料・様式などによって美を追求・表現しようとする
人間の活動およびその所産のことで
絵画・彫刻・建築などの空間芸術
音楽・文学などの時間芸術
演劇・映画・舞踊・オペラなどの総合芸術などがあるという。
アートに触れることができる場所は
美術館・音楽ホール・劇場・ギャラリーと様々であるが
最近ではまちなかや公共空間でも
アートを感じることが増えたのではないだろうか。
オブジェが街角に設置されていたり
建築物の壁に絵画が施されていたり
駅前にはストリートピアノが置かれ
市民が自由に音色を響かせていたり
街中でパフォーマンスをするアーティストがいたり…。
まちとアートが交わる様々な事例を知り
なぜアートは美術館や劇場からまちに飛び出してきたのか。
美術館や劇場から外へ出たアートは
まちや人、くらしに何をもたらすのか。
まちに存在するアートについて考えるきっかけとしたい。
表紙:大阪市 アメリカ村
撮影:松野奈実
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