ユビキタス社会での建設事業分野でのニーズ

JCCAの活動成果

情報委員会(ユビキタス研究WG)

キーワード

ユビキタス社会、行動支援、自然制御

レポート

ユビキタス社会におけるインフラストラクチャーに求められるニーズの分類としては、次の二つが考えられる。1つ目は人の行動を助ける機能(利用者、管理者)、2つ目は自然を制御する機能であろう。

実際に次のような分野でのニーズが考えられる。

1.利用者のために役にたつ機能から見た対応事業分野

  • ITS(交通の情報化による高品位のサービスの提供、e-Japan戦略に位置づけられている重点計画の分野)
  • 都市施設の高度情報化されたユニバーサルデザイン(都市に設置される建設生産物のインテリジェンス化による交通弱者への補助)
  • 高度情報化施工(建設機器や建設資源のインテリジェンス化とそれに伴った新しい施工方法による高品質、コスト縮減に寄与する施工方法の確立)など

2.管理者のために役たつ機能から見た対応事業分野

  • 携帯電話からの管理情報の問い合わせに答える各種インフラストラクチャーによる公物管理(管理ツールとしての利用)など

3.自然の制御、災害への対応する機能から見た対応事業分野

  • 河川の制御(河川に導入された建設生産物による自立的な制御)
  • 港湾施設の制御(港湾に導入された建設生産物による自立的な制御)
  • 災害の警報と対策(各種建設生産物のセンサー情報による事前災害警報の広報と関連する建設生産物やコンシューマー製品の連動システム)など

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