平成17年度 活動報告

JCCAの活動成果

マネジメントシステム委員会(品質向上専門委員会)

キーワード

マネジメントシステム、エラー防止、品質向上、セミナー

レポート

1.主な活動の記録

(1)品質向上専門委員会の開催

 専門委員会開催回数:9回

(2)品質セミナー用テキストの作成

 委員会の活動成果は、平成17年度品質セミナー“マネジメント”用テキスト「品質向上のための業務マネジメント」としてまとめた。

 主な内容は、以下の3項目である。

①品質向上への取り組み状況

 エラーの現状として、発注者からの指摘、会計検査院からの指摘及び瑕疵保険の適用状況等の観点から、エラー対策の必要性を示した。

②建設コンサルタントの品質管理の視点

 プロセス管理の有効性を示し、エラー発生プロセスとエラー対策の整理結果からインプット段階における条件確認、内容チェック、各プロセスにおけるレビュー・検証の重要性を示した。

③品質向上のための有効活用策

 エラー防止及び品質向上のための有効な13事例について整理した。

(3)「QMSに関するFAQ」の作成

 QMS運用における手引きとして活用するために「QMSに関するFAQ」の作成に着手した。現在は、協会HP会員コーナー「ISOに関するQ&A」を運営しているが、FAQ形式に改善し、さらに内容の充実と有効活用を図るものである。

(4)品質セミナー(マネジメント)の実施

 平成17年11月に9支部で開催した「品質セミナー“マネジメント”」において、活動成果をパネルディスカッション形式で発表した。

 パネラーとして当委員会委員のほか各支部からも参加して頂いた。

2.次年度の活動について

 設計成果品に対する信頼性を得るために、エラー防止及び品質向上のための業務マネジメントのあり方や成果品の妥当性をどのように明示できるか等について再検討を行い、セミナー等で成果を発表する。

 また、QMS運用における手引きとなる「QMSに関するFAQ」の作成を行い、協会HPに掲載する。

(品質向上専門委員会 委員長 佐藤修二)

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