技術資料: 『道路橋示方書・同解説(平成14年3月)に対するQ&A集』

JCCAの活動成果

技術委員会(道路構造物専門委員会)

キーワード

道路橋示方書、Q&A

レポート

 道路橋示方書が性能規定型技術基準として平成14年3月に改訂されましたが、これを契機に『Q&A集』を用意することが会員の設計実務にも有益と考え、道路構造物専門委員会の自発的活動の一環としてこの技術資料を作成しました。

 作成にあたっては、会員からの質問に加え、実務で疑問が生じそうな事項を抽出して各専門委員が設問を準備し、これらに専門委員会自らが答える形をとりました。したがって、この『Q&A集』は(社)日本道路協会の橋梁委員会の見解を反映したものではなく、基本的に道路構造物専門委員会の考えかたや解釈を示したものです。

本資料の取り扱いについて

1.設問と回答の範囲は今回の改訂部分に限定せず、従来の内容についても対象としています。

2.Q&A集の構成は、道路橋示方書の構成に沿って共通編、鋼橋編、コンクリート橋編、下部構造編、耐震設計編としています。

3.設問と回答は、基本的に専門委員会委員が担当分野について作成し、それらを委員会で吟味した結果を記載しているものであり、日本道路協会、国土交通省等の機関への公式のヒアリングや確認は行っていません。

4.したがって、本資料の適用の結果について協会はその責を負うものではなく、あくまでも会員各位が業務実施において生じるであろう疑問点を判断する際の参考やヒントとして使用されることを想定しています。会員会社の各技術者はこのQ&A集の内容を吟味し、それぞれの技術的判断のもとにご活用ください。

 本資料は現時点で約60セットのQ&Aで構成されています。今後、その内容を見直すとともに、会員からの質問に対しても専門委員会として可能なかぎり対応していきたいと考えています。この技術資料が、会員各位が道路橋を計画・設計していく際の参考となり、また技術力向上の一助となれば幸いです。

平成15年12月 道路構造物専門委員会

Q&A集 (2003年12月) 535KB

JCCAの活動成果

FaceBook